hey office
2018
Concept Design, Spatial Design, Creative Direction
事業者向けサービスのSTORESを運営するhey(ヘイ)のオフィスをデザインしました。
感染症の流行から、アップデートされた、「働く場所に対する感覚や期待値」をもとに、
新しいコンセプトのワークスペースを設計しました。
現在の組織や事業のフェーズにおいて、オフィスにどういう役割が求められているか、
実態はどうなっているのか等、詳細なリサーチも含めてコンセプトから設計しました。
異なる「モード」に最適化された4つのゾーンが共存し、かつ緩やかにつながる空間とすることで、さまざまな「モード」に対応できるオフィスデザイン を目指しました。
コンセプトは「diverse collaboration(多様なコラボレーション)」。
利用者の心理的な各モードに合わせた家具や内装にフィットするデザインテイストやカラーやフォルムのデザイン言語はどんなものであるかを、
詳細に言語化、デザインドキュメント化した上での空間デザインを行なっています。
これにより、継続的にアップデートされていくであろうオフィスがアップデートのタイミングで適切なデザインを継続していけるようにしています。
利用者にインスピレーションを与えるためのアートワークや、ビジュアルエレメントを各所に配置することで、heyらしさを演出しています。
また、壁の代わりに特注の巨大のれんを配することで、空間を緩やかに接続し、人同士の出会いや空間の広がりを助けています。
のれんにはheyロゴをモチーフにしたオリジナルのビジュアルパターンを採用し、オフィスを象徴するアイコンとしました。